ピアノの処分業者

ピアノを処分する時、自力ではほぼ不可能でしょう。
まず解体する事ができませんから、業者任せになります。
ただ『分解していって切り刻むだけ』
と思ったら大間違いで難関のピアノ線が待ち構えているのです。
鍵盤の一つ一つをすごい力で引っ張り続けるピアノ線は
ちょっと間違えると大怪我をしかねません。
それだけのリスクを負ってピアノを自力処分するメリットはあまりなく
業者に任せてしまえば無料まであります。
自分としては弾かないから処分したいピアノという事だと思いますが
需要はどこかに存在するかもしれません。
つまり、処分業者と言ってもピアノを解体するのではなく
売却の方向で話を進めます。
ピアノを中古でも欲しいという方は多く
そもそも新品で購入される方はどの程度いるでしょうか。
国内トップメーカーの一級品ともなると
それこそ車が買えるほどの値段でピアノは売られています。
簡単に手が出るものではなく、中古市場が賑わうのも当然でしょう。
中古市場が賑わうためにはピアノの処分業者の活動が不可欠で
利用する側としてはどこを使えば良いのかという悩みが出てきます。
もちろんどこでも同じことはなく
売るとして万単位でピアノの金額が違ってくる可能性も否定できません。
ピアノを置いている場所によっても値段は違ってくる事があるのですが
これは運搬に手間がかかるためです。
一階のリビングなどであれば通常料金か
あるいはサービスで済む場合が多いでしょう。
しかし二階にピアノを置いている場合
ほぼ間違いなくクレーンを用いた運搬となるため特別料金が発生します。
ピアノの処分業者選びは、ネットから簡単に行う事ができます。
宣伝を出している業者が多いので、ネットを利用しない手はありません。
この時に、ただ宣伝のインパクトだけで決めるのではなく
しっかりピアノ処分に関する情報をチェックしておきましょう。
たとえばクレーンを持っているかどうか
用いた場合はピアノ運搬にどの程度の料金がかかるのかという話です。
料金表が曖昧な業者は、あまり信用しない方が良いでしょう。
せっかく好条件の業者があっても家から遠いのでは
処分費よりもピアノの運搬費に
より多くを取られてしまう可能性があるので要注意です。
因みに、スクラップ以外のピアノは誰かの手に渡るようになっています。
国内での需要が見込めないものでも、海外へ飛んで誰かが利用するでしょう。
国産のピアノは海外で人気が高く、無料の引取も行われています。
ピアノを処分する際には、まずは業者に買取してもらえるかどうか調べると良いでしょう。